この記事ではキックボクシングが女性にとって危険である理由を5つ紹介しています。
キックボクシングは広瀬すずさんや小嶋陽菜さんなど有名な芸能人も利用しているトレーニングで、ダイエットやボディメイクに効果的な格闘技です。
キックボクシングは全身を使った高強度な運動なので脂肪燃焼効果が高く、体幹を鍛えることで姿勢改善や腰痛の予防にもつながります。
しかし女性特有のリスクも存在するため、正しく理解し安全に楽しむことが重要です。
この記事を読むことで、キックボクシングをはじめた後に「失敗した」ということがなくなるので、ぜひ最後までお読みください。
では、さっそく女性が見落としがちなキックボクシングの5つのリスクについて見ていきましょう!
キックボクシングが女性に及ぼす危険を5つ紹介
キックボクシングが女性に及ぼす危険は次の5つです。
- 手首や股関節を傷めやすい
- キックであざができやすい
- 月経周期に影響が出やすい
- バストの形が崩れやすい
- ネイルを傷めやすい
女性は男性よりも身体が弱くケガをしやすいですし、女性特有の月経周期に伴う体の変化があります。
それ以外にもキックボクシングをすることで悪い意味での体型の変化のリスクが伴います。
安全にキックボクシングをはじめられるように、3つの危険性について詳しく見ていきましょう。
危険性①:手首や股関節を傷めやすい
キックボクシングが女性に及ぼす危険性の1つ目は、手首や股関節を傷めやすいことです。
キックボクシングではパンチやキックの動作を繰り返すため、手首や股関節などに大きな負担がかかります。
一般的に女性は男性より筋力が弱く、関節や骨に直接的な負担がかかりやすいです。
筋力が弱い女性では、パンチの際に手首を捻挫したり骨折したりするリスクが高まります。
股関節の形状を男女で比べると、女性の股関節は関節の角度が大きく柔軟性が高いです。
その一方で、安定性が低くキックをする際には股関節周囲のケガも起こりやすくなります。
特に30歳を過ぎた頃から、女性の骨や関節はホルモンバランスの影響を受けて強度が弱くなる傾向にあります。
女性は筋力の弱さや骨格・ホルモンバランスが影響して、キックボクシングではケガのリスクが大きい傾向にあります。
危険性②:キックであざができやすい
2つ目のキックボクシングが女性に及ぼす危険性は、キックであざができやすいことです。
一般的に女性の皮膚と皮下組織は男性よりも薄い傾向があります。
血管も男性よりも女性の方が細く強度も弱いとされており、衝撃で毛細血管が破裂しやすいです。
さらに、月経中は鉄が欠乏しがちでコラーゲンの形成が十分にできないことが多く血管がもろくなります。
そのため衝撃を受けた際に血管が損傷しやすく、あざができやすくなります。
特にスネの全面は蹴った時に直接衝撃を受け止めますし、皮下脂肪が薄い部位なのでアザができるリスクは大きいでしょう。
女性は男性に比べて身体的な特徴から、キックしたときにアザができやすい傾向にあります。
危険性③:月経周期に影響が出やすい
続いてのキックボクシングが女性に及ぼす危険性は、月経周期に影響が出やすい点です。
キックボクシングは高負荷なトレーニングで、激しい運動を続けるとホルモンバランスが乱れやすくなります。
そのため月経周期に影響を与え、月経不順や無月経の問題につながることがあります。
これは、女子アスリートによく見られる現象で、体脂肪率の低下やエネルギー不足がホルモン分泌を抑制するためです。
長く続く無月経は不妊症のリスクを高めたり、骨に与える良くない影響が大きくなったりします。
トレーニング中はつい夢中になって頑張りすぎてしまうこともあります。
適切な休息と栄養補給を心がけ、過度な負荷をかけないように注意しましょう。
激しい運動であるキックボクシングは、ホルモンバランスの乱れを招き月経周期に影響がでることがあります。
危険性④:バストの形が崩れやすい
4つ目のキックボクシングが女性に及ぼす危険性は、バストの形が崩れるリスクがあることです。
キックボクシングでは、パンチやキックの動作で上半身を大きく使い、激しく体をひねったり跳ねたりします。
このような動作ではバストが上下左右に大きく揺れ、バストを支える「クーパー靭帯」に強い負担がかかります。
この「クーパー靭帯」は、激しい運動や揺れによって伸びたり損傷したりする可能性があります。
一度伸びてしまった「クーパー靭帯」は元に戻らないため、バストの形が崩れる原因となります。
バストの形を保つためには、適切なサイズのスポーツブラを着用し、しっかりとバストをサポートすることが重要です。
キックボクシングを始める際には、バストに負担がかからないような配慮をしておきましょう。
危険性⑤:ネイルを傷めやすい
最後のキックボクシングが女性に及ぼす危険性は、ネイルを傷めやすいということです。
キックボクシングではグローブを着用し、パンチやキックの動作を繰り返します。
特に激しくパンチを繰り返していると、ネイルに負担がかかって折れたり割れたりするリスクがあります。
対策としては、ネイルは短いタイプのデザインに変更したり、取り外しの出来る付け爪を利用しても良いでしょう。
キックボクシングのトレーニングには長いネイルは適していません。
キックボクシングを始める時には、ネイルへの危険性を先に回避しておくようにしましょう。
女性の危険を回避するキックボクシングジムの3つの選び方
女性の危険を回避するキックボクシングジムの選び方を紹介します。
- スパーリングのないジムを選ぶ
- 女性のコーチがいるジムを選ぶ
- アクセス抜群の通いやすいジムを選ぶ
上記3つの選び方全てをカバーしてなくても大丈夫ですが、できるだけ3点をクリアーしているジムを選ぶと安心ですよ。
では、1つずつ順番に詳細を確認していきましょう。
選び方①:スパーリングのトレーニングがないこと
1つ目のキックボクシングジムの選び方は、スパーリングのトレーニングがないジムを選ぶことです。
スパーリングとは、試合形式で相手と戦うトレーニングのことです。
サンドバッグ相手やミット打ちの場合はこちらが攻撃を受けることはありません。
しかし対戦相手のいるスパーリングでは、互いにパンチやキックを交わすためケガのリスクが高まります。
ジムによっては自分だけスパーリングを避ける選択も可能です。
しかしそれでは周りのメンバーと異なるプログラムを行うことになり、トレーニングが楽しめなくなるかもしれません。
トレーニングは楽しみながら続けることが大切で、長く継続することでより大きな効果が期待できます。
そのため、スパーリングが含まれていないジムを選ぶと良いでしょう。
選び方②:女性のコーチがいること
キックボクシングジムの選び方の2つ目は、女性のコーチがいることです。
女性特有の悩みや状況は、女性のコーチがいると相談しやすくなります。
たとえば月経周期に関することは男性コーチには伝えづらいものですし、同じ女性だからこそ共感できる部分も多くあります。
生理痛の辛さや月経前のメンタルの不調も、女性のコーチであれば多くを語らずとも理解し共感してもらえるでしょう。
また女性のコーチがいることで、女性更衣室への配慮が行き届き、スタジオの匂いなどの気になる点にも対策がされやすくなります。
女性のコーチがいることで女性の心や身体への配慮もされやすいですし、より快適な環境でトレーニングを続けられるでしょう。
選び方③:アクセスが良いこと
最後のキックボクシングジムの選び方は、アクセスが良いことです。
アクセスが良いと「通いやすい」という利点がありますが、それ以上に「危険を回避できる」という大きなメリットがあります。
安全なアクセスを確保するためには、以下の3つのポイントに注意しましょう。
- 駅からの距離が近い
- 大きな駅で人通りが多い
- 駅までの道が広く、明るい
また、自家用車で通う場合は、大きな商業施設内にあるジムや幹線道路に近いジムだと安心です。
アクセスが良いジムを選ぶことで、トレーニングの行き帰りにおける安全を確保しやすくなります。
安全面を考慮して、通いやすいジムを選ぶようにしましょう。
キックボクシングが女性に人気の3つの理由
キックボクシングが女性に人気の理由は次の3つの効果があるからです。
- ダイエット効果
- ストレス解消効果
- 姿勢改善効果
キックボクシングは高負荷なトレーニングなためダイエットに効果的だったり、ストレス発散や姿勢の改善にも良いですよ。
では、嬉しい3つの効果を順番に見ていきましょう。
人気の理由①:ダイエット効果
キックボクシングが女性に人気の理由の1つ目は、ダイエットに効果があるからです。
キックボクシングは、全身を使う強度の高いトレーニングです。
脂肪を燃やす有酸素運動と、筋肉を鍛える無酸素運動の両方の要素が含まれています。
パンチやキックを繰り出す動きは、短時間で多くのカロリーを消費するためダイエットに非常に効果的です。
注目したいのは、「アフターバーン効果」が期待できるという点です。
アフターバーン効果とは、高負荷なトレーニング後にカロリー消費が継続することを指します。
短時間のトレーニングでも効率的にダイエットの効果が得られやすいため、忙しい女性にも人気が高く、支持を集めています。
人気の理由②:ストレス解消効果
2つ目のキックボクシングが女性に人気の理由は、ストレスを解消する効果があるからです。
パンチやキックなどの攻撃的な動作を行うことで、日常生活でたまったストレスやイライラを直接的に発散できます。
それだけではなく、運動によって脳内で「エンドルフィン」と呼ばれる幸せホルモンが分泌されるのです。
これはマラソン選手がランナーズハイになるのと同様の現象です。
高強度のキックボクシングでは短時間で多くのエンドルフィンが分泌されるため、運動後に気分がスッキリしてリラックスできるようになります。
また、キックボクシングは1つの動作に集中しやすく、脳のスイッチを切り替えることでリラックス効果も高まります。
このような理由から、キックボクシングはストレス解消に非常に効果的で、忙しく働くキャリアウーマンから大きな支持を集めています。
人気の理由③:姿勢改善効果
最後のキックボクシングが女性に人気の理由は、姿勢を改善する効果があることです。
キックボクシングでパンチやキックをかっこよく行うには、体を支える体幹の筋力が必要です。
そのためキックボクシングのトレーニングを行うと、自然と腹筋や背筋・骨盤周りの大きな筋肉が鍛えられ、体幹が強化されます。
猫背になるのは、腹筋や背筋などの筋力が弱まっていることが原因ですが、筋力がアップすることで姿勢が自然に良くなります。
女性に多い反り腰は、体幹の筋力低下や大殿筋など下半身の筋肉の硬さやバランスの悪さが原因です。
キックボクシングでは下半身の筋肉も自然と鍛えられるため、反り腰の改善にもつながるでしょう。
猫背や反り腰が改善されることで、見た目の印象も良くなり自信を持って毎日を過ごせるようになります。
キックボクシングは女性にとって危険?についてのよくある質問5選
キックボクシングは女性にとって危険?についてのよくある質問を5つ厳選して紹介します。
キックボクシングは体に悪いですか?
キックボクシングは有酸素運動と無酸素運動の要素を兼ね備えているため体には悪くないです。
ただし、正しい指導のもとで取り組まないと、筋肉や骨・関節などに負担をかけ損傷することがあります。
キックボクシングを女子がやるとどんなメリットがありますか?
キックボクシングを女子がやると次のようなメリットがあります。
- ダイエットに効果的
- ストレス発散できる
- 姿勢が改善する
このようなメリットから、キックボクシングは心と体の美しさを保つフィットネスとして多くの女性に支持されています。
キックボクシングは女性は何歳までできますか?
キックボクシングそのものには年齢制限はありません。
20~30代の女性を中心に、多くの年代の女性がトレーニングに取り組んでいます。
キックボクシングは女性のどこに効く?
キックボクシングは女性の二の腕・ウエスト・背中に効果を感じやすいです。
全身が引き締まったと感じる人がいちばん多く、スレンダーでメリハリのある肉体に整えていけます。
キックボクシングは疲労感が強いですか?
キックボクシングは運動強度が高いため、体力に見合わないほど動いてしまうと疲労感が強い場合があります。
ご自身の体調や状態に合わせたトレーニングを行うことで、疲労感を避けてより良い体調へと導くことが出来ます。
ダイエットに人気の女性向けキックボクシングスタジオを紹介
ダイエットに人気のある、女性向けのキックボクシングスタジオを紹介します。
ダイエットで人気のある女性向けのキックボクシングスタジオは、BurnesStyle(バーネススタイル)です。
BurnesStyle(バーネススタイル)は、この記事で解説してきた「危険を回避するキックボクシングジム」の3つの条件を兼ね備えています。
- スパーリングのトレーニングがない
- 女性のコーチがいる
- アクセスが良い
BurnesStyle(バーネススタイル)の提供するレッスンは、クラブのような暗闇空間で音楽に乗りながらキックやパンチを繰り返します。
温かい室内で行う1回30分のレッスンで、途中で短い瞑想のタイミングがあることが大きな特徴です。
音楽にのりながらリズムよく身体を動かすと、幸せホルモンの「エンドルフィン」がますます分泌されます。
レッスンの途中に瞑想を挟むことによって、脳内のオンオフの切り替えが起こり「ストレス発散になる」「気持ちが前向きになった」と効果を感じ人気を集めています。
BurnesStyle(バーネススタイル)は東京大阪を中心に女性専用のスタジオとして全国に拡大中です。
ホットヨガLAVAの一部の店舗にはBurnesStyle(バーネススタイル)のサテライトスタジオもありますよ。
BurnesStyle(バーネススタイル)の口コミ評判は別の記事でまとめています。
BurnesStyle(バーネススタイル)の詳細が知りたい人は、下のボタンから公式サイトをご覧ください。
\サービスの詳細は公式サイトでチェック/
【参考】
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